自己破産とは?簡単に5分でわかるはず!ザックリ要点を解説

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自己破産とは

自己破産

借金が出来るくらいの大人なら、きっと聞いたことくらいはある言葉だと思います。

しかし、

「借金が返せ無くなって自己破産したら、自殺するか夜逃げする様な悲惨な人生になってしまう」

なんて極端な認識を持っている人も居るくらいマイナスイメージの強い言葉です。

世の中が抱く自己破産のイメージ

あなたは「自己破産」とはどういうものか、詳しくご存知でしょうか?

簡単に言えば、
財産と引き換えに、借金をチャラに出来る、究極の借金問題解決法
です。

法で認められた手続きなのですが、ドラマなどの影響からか、過激な手段とイメージされている事が多いようです。ですが、これは大きな間違いです。

借金地獄というのは、誰もが陥る可能性がある、実は身近なものなのです。

ギャンブル好きや、投資や事業に失敗した人だけが陥るものではありません。

大きな病気や、突然の事故など、まとまったお金が必要になった時に「借り入れ」という方法を選ぶ人は意外と多いのです。

保証人になったりして、他人の借金を背負う場合もあります。

管理人自身、病気がキッカケとなり、(その後投資に失敗して)返済出来ないほどの借金を背負い、最終的には弁護士さんに助けてもらった経験があります。

自己破産という制度が目指すところ

自己破産とは、一言でまとめると

財産を処分して返済に充て、残った借金をゼロに出来る法的手段です。

そして、

借金の返済も出来ない程苦しい生活を送っている人が自殺や夜逃げをせずとも生活を立て直せるようにという救済が目的の制度です。

ここまでわかると、自己破産はどんな手続きかを知りたくなりますよね。

自己破産の手続きの流れは3種類

皆さん「自己破産」=借金がチャラになるという認識を持っていたりします。

しかし、自己破産の本来の役割は、

  1. 1.債務者(借金をした人)の財産を処分してお金に換え

そして

  1. 2.債権者(お金を貸してくれた人)へ分配すること

です。この財産(資産)の処分がポイントです。更に、

  1. 3.「免責」という、借金が免除になる許可を得て初めて、借金がチャラになります。

免責?何それ食べれるの?そう思った方もひとまずここは「免責とは借金をチャラにする許可のこと」と覚えて、先に進みましょう。

価値ある財産の有無で手続きの方法が変わる

昨今の統計では、処分する財産(資産)を持たずに手続きをする、「同時廃止事件」という自己破産が7割を占めています。

同時廃止事件?何それおいしいの?って思った方は、続けて読み進めて下さい。

実は、財産の有無で、同じ自己破産でも手続きの種類が変わります。大きく分けると3種類ありますので、それぞれ件数の多い順に説明しますね。

同時廃止事件

同時廃止事件は、処分するべき資産、つまり価値がある資産を所有していない場合に行われる自己破産です。

自己破産においては一番一般的なもので、現在のところ最も多く選ばれる方法です。

この時の手続きの流れは、資産がある場合と比べれば単純な流れで出来ます。

大きく流れを見ると以下の様になります。

  1. 破産申請
  2. 破産開始決定と
    同時廃止決定
  3. 免責
    (借金を免除する許可)
  1. 1.破産申請
  2. 2.破産開始決定と
    同時廃止決定
  3. 3.免責
    (借金を免除する許可)

 

手続きにかかる期間は3ヶ月〜長くかかっても1年程度が目安です。

少額管財事件

少額管財事件は、手放す(処分するべき)資産(財産)がある場合に行われます。
「少額」とは、「通常管財事件」と比べて予納金という裁判所に支払うお金の額が少ないという意味です。借金の額が少ないという意味ではありません。

通常管財事件について先に読む

通常の管財事件との違い

・予納金が少額
・手続き自体が簡素化される

資産を処分しても債権者に分配する程の額にならないとみなされた場合手続き内容を簡素化して進める事が出来ます。

ただし、これにはいくつかの条件が有ります。

・東京地方裁判所を筆頭に、限られた裁判所でしか運用されていない。
・弁護士を管財人として立てる必要がある。(司法書士では出来ない)

少額管財事件についての流れを大まかにご案内します。

  1. 破産申請
  2. 破産開始決定
  3. 財産処分
  4. 債権者集会
  5. 分配
  6. 免責
  1. 1.破産申請
  2. 2.破産開始決定
  3. 3.財産処分
  4. 4.債権者集会
  5. 5.分配
  6. 6.免責

 

通常の管財事件との違いは、債権者集会が1度で済む点です。

※この債権者集会を行う目的は「債権者の意見を破産手続きに反映させるため」です。

処分するべき資産とは



・住宅
・自動車やバイク(ローンが残っている場合や20万円以上の価値がある場合に限る)
・99万円以上の現金

などの資産です。

通常(特定)管財事件

通常の管財事件は、少額管財事件と分けるために「通常管財事件」や「特定管財事件」と称されます。

大きく流れを見ると以下の様になります。

  1. 破産申請
  2. 破産開始決定
  3. 財産処分
  4. 債権者集会
  5. 分配
  6. 免責
  1. 1.破産申請
  2. 2.破産開始決定
  3. 3.財産処分
  4. 4.債権者集会
  5. 5.分配
  6. 6.免責

 

少額管財事件との違いは、「債権者集会」が幾度か実施されることもある、という点です。

※この債権者集会を行う目的は「債権者の意見を破産手続きに反映させるため」です。

処分する資産については少額管財事件と同じです。

自己破産の種類について要点をチェック

財産(資産)を処分し、債権者に分配してから、「免責」の許可を取る手続きに入ることは分かりましたか?

財産の分配後も負債(借金)が残った時はじめて、借金をゼロにするための「免責許可」を受ける段階に入ります。この流れを自己破産の「管財事件」と言います。

この処分する財産が、分配する程の価値にならない場合は「少額管財事件」として簡素化した手続きをする事も出来ます。

自己破産すれば直ぐに借金がゼロになるのは、自己破産の「同時廃止事件」といい、処分する財産が無い場合に行われます。

これを理解した上で、次に、自己破産は実際にどんな人が出来るのか見ていきましょう。

自己破産は誰でも申請すれば出来るのか

自分で手続きすることが出来るか、という意味では不可能では有りません。

しかし、「自己破産して借金がチャラになるかどうか」については、誰しもがその結果を得られる訳では無いと覚えておきましょう。

自己破産する際、失敗して借金が残らない様に注意するべき点が有ります。

不正に自己破産が行われない様に「厳格な規定」、つまり条件がもうけられていますので、これに反していない事を確認しなければなりません。

その条件とは何か?これもザックリと説明していきます。


自己破産できる条件について、詳しく解説した記事もあります。


自己破産できる条件2点をおさえよう

こちらもザックリですが、重要なポイントを2点あげました。自己破産しようと思う方はまず下記の2点を参考にしてください。

1.第一に「返済不能であること」が大前提

十分な収入や資産があって、嗜好品も躊躇わず買える様な方は返済する努力をする義務があります。

<具体的な返済不能の例>
平均的なサラリーマン(月の手取りが20万前後)なら、総額200万以上の借金がある場合は「支払い不能な状態」に陥っている可能性が高い

2.免責が不許可になる様な不正行為を行っていないか

不正行為とされるものが、沢山有ります。

例として何点かあげてみます。

財産を他人にあげた、壊す、隠すなどの不当な扱いをした
破産手続き前後のむやみな借り入れやクレジットカードの使用
一部の債権者にだけ優先して返済したり担保を付けること
申し立て前の1年から手続き開始までに、支払い不能なことを隠してお金を借りた

などなど。

条件をザックリと説明しましたが、支払い不能の基準や免責の許可と不許可の線引きがハッキリとしていないものが多いです。

自分の場合は条件に当てはまるか、法律事務所への無料相談を利用して確認することをおすすめします。

自己破産に向いているケース

ここまで、自己破産に関してザックリ説明してきましたが、やっぱりよく分からないという方のために「自己破産に向いている人」と題してあげてみました。

参考の上、弁護士さんなどの専門家へご相談下さい。

こんな人は自己破産を

失うもの(資産・財産)が少ない人
借金の返済額が収入を超えている
収入から生活費をひくと返済に回せるお金がなくなる
借金の返済のために生活が困窮している

自己破産に踏み切れないなら他の債務整理も検討してみる

自己破産以外にも、様々な債務整理があります。

・安定収入があって返済能力がある人には個人再生という大幅に借金を減らす方法もある

簡単解決!?とにかくスピーディに解決したいなら任意整理で減額すれば?

ちょっと待て!過払い金あるかも!減額どころかお金かえってくるかも

まとめ

ここまで、ザックリと自己破産について説明してきましたが何となくわかりましたでしょうか?

・自己破産は借金苦で困っている人を救済するためにある法的な救済処置
・資産が有る場合と無い場合で自己破産の手続き方法が変わる
・自己破産をしても、免責が許可されないと借金がゼロにならない
・免責が許可されるための条件が沢山ある

以上が、抑えておくべきポイントです。ザックリ過ぎてごめんなさい。

自己破産を始め、債務整理の手続きは個人にとって複雑な手続きを要するものが多いのが実態です。簡単に出来てしまっては債権者が困るのも、手続きが複雑になっている理由のひとつかもしれません。

しかし、あなたが借金のために日々苦しんでいてまともな生活が出来ないような事態になっているのであれば、どうかためらわず、債務整理をする決断をしてください。

自己破産以外にも、様々な借金整理の方法があります。

債務整理の経験豊富な専門家は、自分では気づかないポイントに気がつき、どんな方法があなたにとって最適な方法なのかを教えてくれます。

ぜひ、専門家へ相談し、借金と決別する一歩を踏み出して下さい。

最近は、債務整理を専門に行う法律事務所をちらほら見かけます 。専門で借金問題の解決に取り組んでいるところは、無料相談や、初期費用なしで対応してくれる所が殆どです。

先のことを考えすぎて悩むよりも、一刻も早く借金地獄から立ち直るために!すぐに行動した方がいいと思います。

どうか、借金問題と決別した晴れ晴れしい気持ちを取り戻して下さいね。心から応援しています!

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